ひと匙溢れた 期待の数だけ 諦念を知り 弁える どんな痛みさえ慣れる 憐れなその様相 後悔は放り投げて 壊れてしまうくらいに 僕ら歩き続けて 明け方東の空虚 睨んだ刹那は 叶うことのない朝を 僕らきっとこのままで なんてさ そんな弱音も 噛み殺していく 挫折など敗退など没落など 宇宙まで高く積み重ね 天地を見下ろして 朝を探そう 金輪際許せはしない 解れて 金輪際満たせはしない 諦念の先の先で 佇んで動けないや 金輪際許せやしない 金輪際満たせやしない 葛藤を燃やし尽くして これまで これから委ねた覚悟 僕ら歩き疲れて 滲んで溶けるように 一つに混ざっても 叶うことのない朝を 僕ら追ってしまうから それでも そんな痛みも 噛み殺していく 挫折など敗退など没落など 混ぜ込んで 羨望さえ渇望さえ諦念さえ 飲み込んで 暁を担い天地を転がして 朝を穿とう