遥かな森深く舞い落ちる ソラノカケラ そのわずかな 手がかりを抱いて 履き潰した靴を揃え 旅人は巡る 風が奏でる子守唄は 誘いの旋律 雨がくれた 幾つもの憂いと 冷たい土の上 倒れた時 見つけたものは 遥かな森深く舞い落ちる ソラノカケラ そのわずかな 手がかりを抱いて 時が眠る ここは僕を誰も咎めない 孤独な自由を手にして 彷徨う足音 水溜りに 映された記憶と 冷え切った温もり 包まれては 聞こえる言葉 ざわめく闇の奥突き刺さる 君の声が 今確かに心を揺らして 僕を動かすよ ふたたび眼を醒まし歩き出す 君の為に この小さな命を捧ぐよ 遥かな森深く舞い落ちる ソラノカケラ そのわずかな 手がかりを抱いて 明日を描くよ 何処かへ繋がれと願うたび 僕の頬に またかすかな 光が零れる ふたたび眼を醒まし歩き出す 僕の前に 今 新たな光景が広がる