狂人29号

歌詞

この憂鬱な心 今日はどうしてやろうと 考えてみたけれど すぐベッドに放り投げた 勢い余って 跳ねて隙間に落ちていく 拾い上げてみたら 割れて埃まみれになってた 夕方に響くチャイムを ひとりきり部屋の中で聴いて 泣いちゃった 何の意味も見出せないような そんな休日がまた朽ちていった ああ 気は狂ってないと思う まだ大丈夫 まだ大丈夫だよ 転んで 恥ずかしくて 誰かと目が合う前にその場から 逃げるみたいな毎日だけど 大丈夫 まだ大丈夫 このよごれた心 今日もどうにもならずに 手洗いしてみたら すぐ排水口が詰まった 年々と悪くなっていく視力のように ゆっくりと死んでいく感性に 目を凝らしてよ！ 真夜中に響くサイレン ひとりきりベッドの中 聴いて怖くなる 頭の中では誰より 狂人の俺を迎えに来たんじゃないか ああ ついに気が狂ってしまったか? まだ人でいたい そんな事思ってる まともなフリをしてさ 人に紛れる 狂人29号 何度も 何度も言うんだ 大丈夫 まだ大丈夫 まともではいられなくて 人間やめる程は狂えなくて 転んで出来た傷が 本当は痛いって誰にも 言えないままみたいな 君でいいんだよ 大丈夫 まだ大丈夫だよ いっそ狂ってしまえたら こんな思いも 痛みも消えるだろう かろうじて人のままで 俺と行こうぜ！ 狂人29号 何度も 何度も言うよ 大丈夫 まだ大丈夫 ラララ