何回も言わせてもらうのは申し 訳無いけど まるでそう、馬鹿でしょうが無いわ 鈍色の心と 鮮やかなる悪意で この思いを突き立てる 緩い感情ばかり 五感を離れず 脳に張り付いている どくどく 独り言が 不幸と戯れあってる 贅沢そうに光る自尊心に 目をやられてしまう 自制は効かないものね 核心に迫り続ける言葉だけが 道徳を知っている 刻々 時計の針 喉に引っかかっている 可哀想と言わんばかりの 愛想笑いが見えるたび 余計に醜くなるし 兎に角も 取り止めのない呼吸で 息をする どこまでも 蛆が湧いた喜劇に居るようだ 何回も言わせてもらうのは申し 訳無いけど まるでそう、馬鹿でしょうが無いわ 丁度良い台詞も お決まりの態度も 汚いし 下らないし いらない 何回も言わせてもらうのは申し 訳無いけど まるでそう、馬鹿でしょうが無いわ 鈍色の心と 鮮やかなる悪意で この思いを突き立てる 度し難い 価値観、違和、 感覚のどれもがちらついてる 朦々、 盲目の羊達はそっと触れ合ってる 過ちを犯す度 目を背けて忘れてしまうから 無垢のまま 笑えていられるのでしょう 兎に角も 味気の無い呼吸で息をする どこまでも 生憎な顛末を享受している様だ 何回も言わせてもらうのは申し 訳無いけど 本当もう 馬鹿でしょうが無いわ 愛嬌と皮肉さえ 履き違えてしまうなら 同情も出来ないわ 何回も言わせてもらうのは申し 訳無いけど まるでそう、馬鹿でしょうが無いわ 丁度良い台詞も お決まりの態度も 汚いし 下らないし いらない 何回も言わせてもらうのは申し 訳無いけど まるでそう、馬鹿でしょうが無いわ 鈍色の心と 鮮やかなる悪意で この思いを突き立てる 喉元に突き立てる