キャンバスに 立ちつくして 色彩やかにうめた 空白に 青白く ほほえむきみ 力強いタッチが むなしい きみは 夜の みだらな鳥 僕は 闇に ひそむ獣 傷つけ 合う 姿形 二人たとえて 上手に 描こう 小刻みに 肩を揺らせ パレットナイフにぎる 細い指 思い出を 引き裂くのか 乾きかけた絵の具が くだける きみは 夜の みだらな鳥 僕は 闇に ひそむ獣 燃えた 日々を 残すために 愛の終わりを 上手に 描いた ♪~ きみは 夜の みだらな鳥 僕は 闇に ひそむ獣 傷つけ 合う 姿形 二人たとえて 上手に 描こう アトリエの 朝は来ない ふたたびキャンバスから 始まる 物語