目を合わさずに顔色窺う 怯える日々に意欲を削ぐ お前の快楽のための道具 出来損ないの 冷めた感情を裂く音が (耳を塞いでも髄まで響く) 鳴りやまない (青ざめた肌は心にも刻む) 抗うこと望まずに 降り積もる雪が僕の影を隠した 生きることが罪ならば 堕ちてゆけるなら どうか溶ける前に静かに眠らせて 偽りの愛で 目を背けることさえ諦めた いけない何かが漏れ出す 初めて抱いたこの感情に 笑みを浮かべた 壊す衝動の矛先が (受け止めきれない愛情を溢す) 勢いを増す 映し出す割れた鏡に 降り続く雨が僕の影を求めた 二度と元に戻れない罪の果実でも それで渇いた喉が癒されるならば 「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ ぁ あ あ」 朽ち果てた心繋ぎ留めきれず せめてあなたの温もり感じて眠ろう 偽りの愛で