私の目を盗み見るような その視線が好きだから そばにおいてやるのさ 優しくしたりただ甘えてみたり しても明日はわからないのが 二人の約束だから ああ今夜 ふざけてもいい どこかに捨てられて 目覚めても構わない ああベイビー 嘘をつかないで いつか魔法が消えても 振り出しには戻れないよ 当たり前の見慣れた仕草が いつか思い出の中の 霞の先へ消えてゆく 全ての海が私達の前で 道を開けるその先で 全部終わらせてしまおう ああそうだ 火を付けて見せて 燃え上がる瞳の中の 炎のひらめきを ああベイビー 置いていかないで いつか大人になるときの 合図が聞こえないよ リズムが遅くきこえる 色がくたびれて見える あなたがとても疑わしい 嫌いかもしれない ああ今夜 白けてもいい 渚に打ち捨てられた ガラス片のきらめき ああベイビー 目を逸らさないで いつか終わる映画の 最後を見届けようよ
