夏が来れば思い出す 気怠い日と燃ゆる君の瞳を 弱い自分にもう甘えないで 緩やかでも前をゆく 一つ目を増やし 心の中を見る 俺は嘘がわからない 君の事だけわからなくても 愛するものは感じれるからね 誰かの為のものではないから 月の光は掴めない 袖を濡らして 水を掬って "あのね、 借りるぐらいはいいんだよ" 月を見れば思い出す 満ち足りる事 満ち足りぬ事 目は空を見て僕と合わない それがすごく好きだった 夏が来れば思い出す 人々の暮らし 渦の中にいる 音や色に溢れてる 君は何にも例え得ないだろう どの全てにも感じれるからさ 息もできないような毎日の 中の君との深呼吸 袖を揺らして 振り返って "きっと、巡り会っていたんだよ" 木々を見れば思い出す 揺れ落ちるもの 振り落とすもの ただ木漏れ日を髪に集めて 笑う君が好きだった 夏が来れば思い出す 気怠い日と燃ゆる君の命を またこの先に君がいるなら そこで誰か歌ってくれ 君がすごく好きだった