少年時代、僕には 友達がほとんどいなくてさ アリの行列を踏み潰してたら 日射病になった 日傘の少女が蜃気楼の向こう側 手を振ってる気がして 僕は恋に落ちました あの日のことはどういうわけか 夏の色にかき消されて それから僕はすべてのことを 頭の中で絵に描いてた また夏が巡るまた夏が巡る また夏が巡る 大人になって僕にも 知り合いがふだいぶ増えました たまの休日は だいたい誰かと酔いつぶれてます いつかの僕には描けていた景色が 全くぼやけてしまっていたから その日の僕はどういうわけか 頭の中がイかれてしまって あの日の君を殺しました そのあと少し泣きました 好きな人ができたから それからの日々は幸せでした また夏が巡るまた夏が巡る また夏が巡る 好きな人ができたから それからの僕は笑っていました また夏が巡るまた夏が巡る あの夏が巡る また夏が巡るまた夏が巡る また夏が巡る