生ぬるい風に吹かれひとり どれだけ耳を澄ましてみても 君の声だけが聞こえなくて 揺れて 揺れて 揺れた 白い煙 溶けて 消えた 君のいない世界なんて 何の価値も生み出さない こんな世界ならいっそ 消えてなくなってしまえばいい 日を増すごとに忘れていく あんなに好きだった君の声 君への気持ちが嘘みたいだ 街の灯り やけに強い光 瞳閉じた 君は僕の光だった 僕以上に大切で 命をかけ守り抜きたい それが僕にとっての君だ 君のいない世界なんて 何の価値も生み出さないから こんな世界ならいっそ 僕の手で壊してしまおう これでもう苦しむことはない