Track by渚のベートーベンズ
泳ぐのをやめてしまった時 僕は自由の奴隷さ イメージの裏側にあるのは 誰もいない海底都市 最後の夏はスキューバダイビング ひとり潜れば魚座の住処さ 水のように果てしなく 柔らかい場所でしか僕は生きれない きっと繊細すぎるのだろうか 哀しいことには気づかぬふり 泳ぐのをやめてしまった時 僕は自由の奴隷さ イメージの裏側にあるのは 誰もいない海底都市 泡が途切れて 体がほぐれて 光のない場所で僕は 残像を残して 珊瑚になってゆく 波に抱かれて白く