月がみてた 月がみてた 月がみてたよ 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ 名前もついてない 小さな虫たちも こっそり 草のかげ うつむいた花たちも 誰も気づかない そんなものたちを 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ 何もかも全部 月がみてた 月がみてたよ 誰にも話さない 胸の奥のドキドキも 誰にも話せない はずかしいイタズラも ひとり空を見上げた あのときも 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ お月さんはもう 死んじゃってるのに すごくゆっくり まばたきをする それをながめて 暮らしていたら ちょっと長く 居すぎちゃったみたい 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ ピチピチのころも しわしわになってからも 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ 残したいのは 名前じゃなくって 名前の前の名前のない ナニカそのものを 月がみてた 月がみてたよ 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ オーバーステイ 時間切れだよ 月がみてた 月がみてた 月がみてたよ