もう外に出かけるの ひと言も話さないまま 頭数を増やしてみる あなたの中の私は幾つ いつもより世界が美しい 真夏なのにジッポライターしよう ベランダからの夜には、 湿度80度で消えてゆく なんでまだ彼に媚びてる あたし遊びたい、あなた遊びたい だけど堅実に生きるしかない あなた剥がれ落ちる、 あたし剥がれ落ちるの 傷ごと愛してるとか 言われた記憶もないけど 赤い血をあなたのベッドに 塗りつけて帰ってしまうわ いつもより素直になって 朝になれば他人でいましょう 居場所を無くすばかりで 湿度20度じゃ足りないから なんでまだ彼にこだわる あたし離れたいあなた離れたい だけど正直に今はいかないで あなた溶けてしまうあたし 溶けてしまうの なんでまた彼に寂しいと あたし言えないなあなた言えないし だけど数年後今と同じじゃ あなた腐らせるあたし腐らせるの なんでまだ彼に媚びてる あたし遊びたい、あなた遊びたい だけど堅実に生きるしかない あなた剥がれ落ちる、 あたし剥がれ落ちるの