いつもの席で いつもの話 揺れるセンチメンタルに 気づかないフリしてた 寂しい顔も 見せてくれない 君の強さ ちょっとだけ 今は もどかしくなる 輪になって ふざけてるあいつも いつだって 涼しげなあの子も 赤い目をして 笑うよ 「こっちまで泣けるからやめて」と からかって おどけたりしながら 無理やりに 誤魔化すけど 古ぼけたチャイムの音 今日で最後の このメロディー 旅立ちのシグナルが あぁ 鳴り響く 春の風(春の風) ふわり吹いて(ふわり吹いて) 窓の外で はらはら舞う 綺麗だ いつだって 先をゆく背中が 未来を見つめているその目が 眩しすぎるから 怖いだなんて 泣き言なんて 言えるはずがないよ お互いのこと なんでもわかる 二人だけのメモリー お揃いの 青い春 すぐ散った 初めての片思い 「ダメだ」って 情けない顔して 涙ぬぐってもらったこと 退屈だった 5時間目を こっそり抜け出して 駅前の カフェで語り明かしたこと どこにいたって君だよね だれといたって私だよ いつまでも 変わるはずない それだけは 春の風(春の風) ふわり吹いて(ふわり吹いて) 違う明日へ 連れて行っても 迷わない 例え離れ離れになっても 失くしたりはしない宝物 君がくれたから 怖がらないで 広い世界へ 羽を広げるんだ 春の風 ふわり吹いて 窓の外で はらはら舞う 数えきれはしない思い出は 色あせたりしない思い出は 君で溢れてる 私もきっと できるよきっと あぁ 春の風(春の風) ふわり吹いて(ふわり吹いて) 違う明日へ 連れて行っても 迷わない 例え離れ離れになっても 失くしたりはしない宝物 君がくれたから 怖がらないで 広い世界へ 羽を広げるんだ あぁ 向かい風だって気にしない 羽を広げるんだ