泳ぐ君の体は ときどき波間にとける 雨降りの校舎から 君をみつめてた 泳いで 泳いで 体を伸ばして おいでよ おいでよ 僕はここだから ああ 九月の校庭に ああ 月が浮かぶような 淡い影 粉雪の舞う頃に うちあけられたよ 君に はにかむくらいのキス いくどかしたよね 泳いで 泳いで 体を伸ばして おいでよ おいでよ 僕はここだから ああ 12月の空に ああ 風が歌うような 甘い声 泳いで 泳いで その手を伸ばして ゆきなよ ゆきなよ 僕はここにいる ああ 九月の校庭に ああ 月が浮かぶような ああ 12月の空に ああ 風が歌うような 君と僕