青い地球が 私の胸に 夜に浮かぶ満月をくれた 大地の花が 私の胸に 沈まない太陽をくれた 人と出会う横には いつもある いつか別れに変わる夕凪が 風をくぐって 海を越えたら君が宝島になる ひとかけらの夢は 群れを帯びてる魚のように よこぎってゆく季節 君と叶える奇跡 明日の上を 鳥たちが飛ぶ 夜明けまでに間に合うように 船の汽笛は はじまりの音 見えない矢印を浮かべて 君と過ごした短い記憶が いつか長く伸びて迎えにくる 風を頼りに 目を閉じたとき君が宝島になる 夢を飾りながら 珊瑚のように波にゆられて 気がついてゆく季節 ひと続きのこの旅