釘を打ってそこに愛を吊るして この部屋に置き去りにしたままで魔 女は旅に出る 握手券買って秋葉原群がる大人たち さっきまで人間みたいな顔で笑って たくせに 泣いて 崩れて 来店8Fに登る 革命信じて 待つ夜 1人きり、釘を見て愛を確かめてい た 彼女の世界が片付くのを待ち焦がれ ていた 懐より心を温めるために歌う ラバーソウルが流れて彼女は泣く 革命を待っててね 釘を抜いて、彼女がホウキから降り る頃 税金のかからない歌を書こう 楽しみしにしてて 握手券売って秋葉原から去る大人た ち 総選挙、衆議院より真剣に選んでい たくせに 時が経って彼女の幕を降ろす日のこ と 「この部屋には居られない。」とだ け告げ 魔女は旅に出る 錆ついた釘を抜いた 愛を滑り落ちた 彼女の世界が片付いた 今は一人でいたい 吊らないように遠近感を養うために 歌う HUSKING-BEEの流れる部屋で 革命を待っている