紅蓮よ誇れ 二度は開かないと 知ってなお咲いた 紅蓮よ ともすればそう捨て置かれた 玩具のような 私がまだここにいる あるいは自戒以外の諸刃で 抗ったとして 僅かな不快一つ与えない あどけなく立ち上がって 講釈を垂れる 思い上がれ そして知れ 何者でもないことを 紅蓮よ開け 二度は放てない一撃 救済を望む烏合の衆は戦禍に乱れる 尽きる手前で人の子らはなおも 愛をささやき祈る この傷を負うことにも 意味があるのだと 冴え冴えしく惜別を遊ぶ On the edge, Trust own judgment あなたはまた 「許されたい」とその一心で 他人を巻き添いにする ありもしない罪を 咎める術などないと気づいて あなたが負う罰はない 誰一人傷つけず行きようだなんて それ自体が 出来もしない おごりきった空言 紅蓮よ誇れ 二度は開けない一撃 終焉の際に追われて なぜ真価も見出せない 絶対などないだからこそ 危うき私のような存在でも 軽率に誰かを疑って惑っても あなただけは信じると決めた On the edge, Trust own judgment 希望の花が 陽のあたる場所で咲けずに 絶望の中でだけ燃える 深紅を喰むように 紅蓮よ開け 二度は放てない一撃 救済を望む烏合の衆は戦禍に乱れる 尽きる手前で人の子らはなおも 愛をささやき祈る この傷を負うことにも 意味があるのだと 冴え冴えしく惜別を遊ぶ On the edge, Trust own judgment