知らないふりをして わたしまだ きみと同じだけ (同じだけ) 潮が痛いから 雪が降る ふしを夢見て 僕たちが 降らす 降らした雨が 聞こえたら イメージ して近づくよ わたしの大きさの器から 牢く止まるものを曇らせて かたちだけ きみを取る そのつもり 願い 願いだよ やっぱりね 線はあるのね わたしには潮の全ての姿は 全然ね 聴ききれなくて 泣きそうで あたらしい糸が来て 編まれ直した庇を 見てたし 似合ってた こんなにも 見えているだけで 誰にも会わず 恵むゆめが 聞こえたら 反射して 一番の外側へ きみを 引き寄せるなら わたし 決めたの いつもそうでしょう 苦しくて 透き通ってて ゆがんでて 柔らかくて ふざけてて 庇があるままでいる