鳥のように飛べはしないが 空の向こうを想うように願う 錆びた期待に手を伸ばして いつまでも見つめている未来 Fairy Lake 澄み切った水面には 写り込む街の匂い 顔のない点と線 Early Night さよならを歌う声 積み上がる空洞に優しい雨が落ちる 影のように離れはしなくて 追いかけても捕まらない誓い 暈けた視点を重ねたとして いつまでも合わさらない未来 Fairy Lake 振り返ることもなく 継ぎ接ぎの感触に 胸を打つ針の芯 Early Night 悲しみが乾いたら 目を閉じた静寂に冷たい息が漏れる