ねえ、 僕らの見た地平線は美しくなかった 昇る太陽に希望はなく 照らす月に期待はなかった 恐ろしく霞んだ空 酸性雨が肌を焼いた 痛いくらい 未来がない そんな世界 どうだっていいんだ 明日が輝くなら 今からこの星を捨てよう 二人で大気を抜け出して 宇宙の彼方を旅しよう 誰も知らない星を見つけて 誰も知らない空を眺めて 誰も知らない星座名付けて 「僕らだけのプラネタリウム」って 笑うんだ ねえ、 僕らが得た自然権は 完全じゃなかった 生きることには喜びがなく 等しさなど名目だろうか 仰げば晴れ渡る空 日の光さえ肌を焼いた 痛いくらい 未来がない そんな世界 どうだっていいんだ 過去が悩ますなら 今からこの星を捨てよう 二人で銀河を抜け出して 宇宙の果てまで旅しよう 誰も知らない言葉話して 誰も知らない心開いて 誰も知らない星座記して 「僕らだけのプラネタリウム」って 笑うんだ
