旅人に尋ねた どこまでいくの?と こんな天気で辞めたくないの?と やめるとかやるとか そんなんじゃないよ そう言った彼は昔の僕 自身だった 曇天の道をただ走った 満たされてんのに 足りない この矛盾を流してよ雨 嗚呼 まだ見えない 誰かもわからない 敵と戦ってる 虚空の雨 旅人に尋ねた 荷物はどうしたの? そんな手ぶらで大丈夫なの?と 背負うものは他にあるから ちょうどいいのさ なるようになると 微笑んだ彼が 羨ましかった 曇天の道をただ走った 満たされてんのに 足りない この矛盾を流してよ雨 嗚呼 まだ見えない 誰かもわからない 敵と戦ってる 虚空の雨 その雨が今 綺麗な心へ 洗い流して くれたのは 走り続けたからかもしれないから 曇天の道をただ走った 満たされてんのに 足りない この矛盾を流してよ雨 嗚呼 まだ見えない 誰かもわからない 敵と戦ってる 虚空の雨