朝の匂いがして僕は目を覚ました 風が生温くて夏がそこに在った 窓際の世界で約束を言い張って 君の好きな物も出来れば欲しかった 縮まらない距離の痛みも 報われない今日の痛みも 大丈夫じゃない夜に 君と居たいだけなのかも 忘れ物ばかりで 君もそう言うみたいに 真昼の生活の殻を破るように 君が居ないのを前提にそれが当たり 前じゃないように 今までどうにかこうにかやって 生きてきたけど 散々誤魔化して笑って後で死ぬほど 悩む中で 変えられない変われない自分と 向かい合いたい 向こう側の岸で君は歩き出した 永遠よりも遠くの世界で 触れられない君が居るのも やりきれない僕が居るのも 大体はこの夜を 迎える為に在るのかも 縮まらない距離の痛みも 報われない今日の痛みも 大丈夫じゃない日々を 君と居たいだけなのかも