よもつの淵(ふち)に影は澄み 音なき闇、 理(ことわり)を孕(はら)む 星も名を失せし その底に黒き龍(たつ) まどろみ給(たま)う 時は巻き戻り また進み 生(せい)と滅(めつ) 糸を結ぶ 語られぬ真(まこと) 鱗(うろこ)に秘め 深淵(しんえん)の主(ぬし) 息を潜む 恐れは刃(やいば)にあらず 無知こそ闇の鎖(くさり) 沈黙(ちんもく)の奥に 千(ち)の眼(まなこ)ひらく 黒龍よ夜の極より 智慧(ちえ)の雨 注ぎ給う 壊すにあらず照らすため 深き闇より道は生(あ)る 言葉はやがて朽ち果てど 沈む理(ことわり)は永(なが)し 血潮に刻まれし記憶 それぞ龍(たつ)の書(ふみ) 光を拒むにあらず 影を識(し)るがゆえ 相反(あいはん)は円をなし 無(む)より有(う)へ還る 黒龍よ深淵(しんえん)より 静かなる雷(いかづち)となれ 終わりは始めの仮の名 闇こそ 真(まこと)の智慧(ちえ)となる よもすがら 黒き鱗(うろこ)星を映し 目覚めし者に 門(かど)開く 黒龍よ夜の極より 智慧(ちえ)の雨 注ぎ給う 壊すにあらず照らすため
