目の前行き交う雑踏を 硝子の壁越し見送る 無事今日も終わりそうだった あどけない瞳はこちら指さした 明けていく別世界は まだ少し眩しくて 差し伸べるその無垢な手を ふい握り返した 僕はBunny Doll 君のBunny Doll おどけるのも わらうのも 僕はBunny Doll 君のBunny Doll 腕の中で眠るBunny Doll 君と僕との間に言葉はいらない 静まりかえるこの部屋の中 煩いと塞ぐようになった だから僕は続けて黙った やっぱりお似合いの二人だった 死んだふりしてみたり 沈黙後はしゃいだり 差し伸べるその君の手は 僕の首絞めた 君はBunny Doll 君はBunny Doll 演じる程 しらけてる 君はBunny Doll 君はBunny Doll 似ているようで違うBunny Doll 耳押し込められた あの箱の中より 窮屈そう 自由なこの世界 ジユウ ナ コノ セカイ 空の色 ぬくもり 雨の匂い 誰の記憶?ワカラナイ 教えてよ… 何モ感ジナイ 悲しいほど 僕はBunny Doll 動かない そう ただのBunny Doll 君の声すら知らない ご自慢の耳は作り物 ふさわしい言葉を探したのは何故? 耳鳴りするような暗闇で 僕は壊れていく音だけ残した