それでも貴方に添いたくて 奏でたこのメロディーは コーリンユー 本当の声は宙を漂っていて 平等に背負った不幸に ただ酔っていて 消耗の一方ばかりの毎日に 縋っているだけ 夢物語だとは知っていた いつ綻び出すかもわからない メルヘンの中だけが居場所だから 昨日の私を思い出せない 初めて交わした言葉の一文字も 笑う仕草を揶揄う一瞬でさえも 何もかも間違いだった それでも貴方に添いたくて 奏でたこのメロディーは コーリンユー 「美しき結末を求める」なんて 叶わない世界なのに 本当の声が脳を遮ってきて 堂々と生を乞う私に息巻いて もうどうにだってなればと毎日が 淀んでゆくだけ 季節だけが残酷に過ぎてゆく この先の答えなど言わないで 貴方の望む明日が私では 彩れないとわかってた 心が今にも張り裂けそうだって それが私の唯一の免罪符だって 今までの天罰なんだ 貴方を失いたくなくて 奏でたこのメロディーは コーリンユー 「忌まわしき後悔を忘れる」なんて 叶わない世界なのに 願いなのに