物語が終わるのは一瞬で 本を閉じた途端に 消えてしまうような気がした 美しい夢のような話 振り向いて笑ってた君が あんまりにも綺麗で 涙が溢れて止まらなかった 愛おしい日々の中のワンシーン 揺らぐ 強さも優しさも 小さな嘘をついたり 傷つける言葉を吐いたり 僕らは 取るに足りないから 言葉を与えあって 愛を分け合って いつからか 地平線で一つになるみたいに どこまでも 続いてる気がしていたのに 君が泣いた途端に 消えてしまうような気がした 僕らに通り雨 何かに躓いた どこかで何かが 零れ落ちる音を聞いた 揺らぎ 生まれた綻びも 思い出して笑えるように 花に水をあげるみたいに 僕らは 取るに足りないけど 言葉を与えあって 愛を分け合って いつからか 水平線で一つになるみたいだ 綺麗な空だったから 君に見せたいと思った午後 暖かな風に乗って 僕らの日々は今日も流れゆく 揺らぐ 強さも優しさも 小さな嘘をついたり 傷つける言葉を吐いたり 僕らは 取るに足りないから 言葉を与えあって 愛を分け合って いつからか 地平線で一つになるみたいに