放課後のにおい 空が泣いてる 教室の窓が 憂鬱な顔で笑う わたしじゃない わたしのせいじゃない 誰でもない 誰かのせい 優しさむき出しの商店街で ひとり残されたような 鏡のなかのきみに嫌われるような 暗い黒い真夜中の道で ひとり残されたような 鏡のなかのきみに笑われるような あぁあ もうばかみたい 泣きたい 言う気もない言葉 あの子は 笑って 笑って 飛び立って… 白黒の写真 なんでもいいから 分けてあげる 白黒つけてあげる あなたじゃない わたしの味方は 誰でもない 誰もいない 昨日まで僕らは人間なんかじゃ なかったかもしれないね また明日の朝には 何になってんだろう 昨日までの記憶をつけて 歩いてかなきゃいけないね また明日の朝には違う記憶が あぁあ もうばかみたい 泣きたい やる気もない 本当は あの子は 悩んで 悩んで 飛び立って… わたしじゃない わたしのせいじゃない 誰でもない 誰かのせい 全部全部 あぁあ もうばかみたい 泣きたい 悪気もないことで あの子は 悩んで 笑って 飛び立って… 話はそれだけです