もう どれくらい 歩いてきただろう? 光を探す僕の道は 長い影を帯びて 急がなくちゃ 限りある砂時計に 飲み込まれてしまう前に 自分を許せるように 罪を嘆くなら 歩きだせる強さを 目を閉じて 明日を想い描く 小さな名も無き夢のほとりで 詩に溶けた 失うことで強くなれたのなら さまよい歩く 闇の荒野にも 光 見つけられるだろう 聞いて恋人よ 今は何も見えないが やがて 夜は明ける 擦り切れた想いは詩になる 目を閉じて 明日を想い描く 小さな名も無き夢を二度と、 失くさぬように 空っぽの両手にいつかまた 抱えきれぬほどの大切な夢を、詩を 失うことで強くなれたのなら さまよい歩く 闇の荒野へ 射した僅かな光は 歩き出せる強さへと