長い夢抜けて、そこは絶望の街だ。 秘密を暴かれ僕は自ら傷を付けた。 全てが黒になる。 僕と此処で踊ろう。 いつでも最後は誰かの所為で、 ああ、僕らはまた傷付け合う。 永遠の様な黒い湖で舞った僕は 今日も白鳥になって。 僅かな想像力を働かせ 過去から逃げる様に 僕は此処で踊る。 僕らは変わる、誰かのせいで。 ああ、忘れていく過去の自分。 永遠の様にステージは広くて、 僕は今日も白鳥のままで。 孤独が押し寄せてくる、 湖の底から波音を立て。 それは僕にしか見えない。 理由を聞かせて。 踊る。 白いステージの上、 未だ世界の真ん中で。 最後は今までの全てを 受け入れることができない。 永遠の黒い悪魔の物語の 終わりはそう、 ラストダンスを君と僕で。