AWA

魔女

Track by*Luna

3,415
24
  • 2019.05.01
  • 4:37
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歌詞

不思議なことに彼女を見ていると 私はまだ安心なんだと そう思わせてもらえるのです まるでそれは魔法みたいに 平凡を具現化したような 平穏が乗り移ったような 平均が服を着たような 制服は膝下10cmみたいな そんな彼女が一体どうしてと 思うけど どうやら磔にされて 燃やされてしまったらしい 新しい魂などバカバカしいな 裁判にゃそもそも意味もなく 第三の意見など虚しく 階段から落ちて運ばれていくのを 見ていた 自分じゃなくて本当に良かったな あの子みたいな魔法が使えなくって 良かったなんて思うよ いやいやこれは作り話で ただのおとぎ話で 僕よりも先に隣のあの子が 選ばれますように なんて思っていないさ だって僕とは無関係で 本当にそうだったらいいんだけど… 「ねぇねぇそういえばあの子 なんとなく気に食わないんだよ ねぇ君はどう思う? ねぇ君はどう思う? だってさ、 私とても弱いから 誰かのせいにしないと 心が折れちゃう 涙こぼれちゃう 溺れちゃう 凍えちゃう 誰か殺せちゃう」 『あぁ、 そんなふうに弱さを受け 入れられないあなたが なんかとてもすごくかなり 可愛そうだなって思います。 実のところ、区別して、差別して、 格別の軽蔑をしております。』 んなこと言えないんだけど 口に出せばなにか変わるのかな そんなことわかってるんだ そういつだって自分が一番ね あいにくこれは真実で ただのノンフィクションで 僕よりも先に隣のあの子が選ばれて 良かった なんて思ってしまった だってどうしようもないんだ 誰だって焼かれたくないんだ いつの間にか僕等は 醜い怪物になっていて 誰かの平穏を奪って欲望を 満たしていたんだ そんな資格ないのに 必要もないはずなのに 一体何がしたいんだい いやいやこれは作り話で ただのおとぎ話で 昨日テレビで 流れてたどこかの不幸な出来事で 隣のあの子が裸足で登校したって 決して無関係で いやいやこれが真実で ただのノンフィクションで 今日もまるで日が 昇るみたいに起こる出来事で 君がやめたって 僕がやらなくたって 今日も回り続けんだ やがて魔女が死んで怪物はやっと 気づくんだ いつまでも 解けることのない呪いに 掛かったんだって 傍観者の罪科を 屋上を染めた夕日を 忘れることは

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