あいつの心のように くるくる回る 移り気 秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く 木枯しに 揺れて乱れた 亜麻色の髪を 掻き上げている 溜息さえも 凍てつく風に 熱い涙と 唇噛んで 目を閉じて 手探りしても 探したものは 摑めなかったよ 憶病なんだと 俯かないで あいつのせいだと 笑い飛ばして そうさ あいつの心のように くるくる回る 移り気 秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く 優しかった その人の名を 小さな声で 呼んでいるんだね 追いかけてみても 雲は流れる 明日になれば 止むはず 風も そうさ あいつの心のように くるくる回る 移り気 秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く そうさ あいつの心のように くるくる回る 移り気 秋の空 まるで気まぐれ 秋の風が吹く