さよなら もう行かなくちゃ 帰り間際の空は いつも青くて澄んで綺麗だった また今度 唱えては この話が続くようにと願って また 次会えたら あなたは何か変わるかな ふいに見た窓の向こう 小さく手を振って遠くなる 両腕で抱えきれないものを 大丈夫なそぶりで 擦り減る何かを 埋めるような日々 また 次会えたら 僕は何か変わるかな ふいに見た窓の中 枯れた目と目が合っている 街の灯りが 揺れたまま 僕の体を運んでく 流れるそのままに いつか辿り着く その先で 待っていて欲しいんだ また 次会えたら どんな話ができるだろう いつも少し先の未来に 僕らは預けている 無理していないかな 遠く離れた あなたを想えば 群れから逸れた鳥のように あなたのことがただ 愛しいのです