いつ振りだろう君の声を聞いたのは 驚くほどに自然にでも不自然に 消し忘れたテレビの音で目が覚めて 夢だったのか なんだ夢だったんだ 忘れようとする程に忘れられなくて 君の声が聞きたいな 会えない事も愛しい それが好きだって事か いつまでも傷になり胸に残るんだね もう君は治してくれない 同じ季節が 来る頃には 塞がっているのかな 朝目覚めた時に隣の君が 私と同じ髪の匂いって笑う 思い出すと笑えて来るはずなのに 君はいない 馬鹿だな 苦しい事も愛しい そんな想いは無くて 痛みなど感じない想いは無いんだね 幸せにすると言ったくせに 思い出すのは 笑顔よりも 泣き顔だった 何もかも忘れたい そう思えば思うほど また目を閉じて開いても あるのは君の声と僕の傷で 会えない事も愛しい それが好きだって事か いつまでも傷になり胸に残るんだね もう君は治してくれない 同じ季節が 来る頃には 塞がっているのかな さよなら