AWA

Vessel

Track byVALSHE

217
4
  • 2012.02.22
  • 4:01
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歌詞

君にとってはくだらない 「仮説」を語り草臥(くたび)れる影 囃す瞳には映らない すり抜けた網状の鞘で 「見えぬなら踏みつけても 誰の心も痛まない!」 抗いもしない人を 捲して笑ったのは誰? 宵に惑うほどの 童子(わらべ)にもなれず、 非情にも生きれない。 今に手折れる城郭も彼の正義なら 絶えずと、貫くだろう。 月を飾り知れた人の敗色に 懐かしむ面影を 全て奪い尽くした頃 失くした縁(えにし)を探せど、 今さらで。 <♪> いつの夜からかくだらない 「仮説」を語る事も無くなり 呼吸さえも忘れて 思い上がる者に刃を向け 我先と沈みかけた 脆き小舟を降りたがり 誇らかに行く往来で 追想に憂うのは何故? 誰そ彼に置き忘れていた 種々の音が、 空蝉に芽吹くように。 過去に慰みを探して写し絵を抱けば 誰もが、愚かになる。 手を繋ぐ迄で途切れていた記憶は 疵付かない狡さで 何ひとつ戻らないなら 幾重の波折りよ残らずも、攫って。 <♪> 誰しもが本心(ことば)も無く 面を片手に探り合い 訝るも待ち遠しと 愛しくあろうとした。 …それだけ? はらり はらり 落ちて行こうわくら葉に、 願い事戯れて。 今は辿れない大空に放つ鳥となれ 憧れ、朽ちてゆくなら。 末尾まで切り取った場面には 「僕」に似た面影と 喜劇を許し寄り添った影法師ふたつ 見果てぬ、人の夢(たね)。 世の器に 咲かせて …

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