月の満ち欠けを眺めた 掃いて捨てる様な正しさ ならず者達の優しさ 当の私は ジルコニア 月の満ち欠けに重ねた 息の詰まる様ながらくた 成した事だけを束ねた 私 何処までも まほろば じゃあ、ね 最低 最低 最低 最低 最低 最低 の お月様 海底 海底 海底 海底 海底 海底 海底 海底へ 月の満ち欠けに重ねた 貴方を模しただけの紛い物で 成した事だけを束ねた それも意味の不確かな イミテーション 「嫌いで 嫌いで いられたよ」 再生 再生 再生 再生 再生 再生 する ジルコニア 拝啓 拝啓 拝啓 拝啓 拝啓 拝啓 拝啓 拝啓 貴方へ 貴方が消えて 未来が消えて 貴方が消えて 怒りが消えて 貴方が消えて 理解が消えて いっそ私も消えてしまえたら 貴方が消えて 遺体が消えて 貴方が消えて 痛みが消えて 貴方が消えて 未来が消えて