想像 正反対の憧憬 見つめてみれば 焦燥 狭すぎる世界 何時もの何時ものディストピア 喧騒 乱反射 もうどうせ消えてしまえば 情操 理解できない 水平不可侵のトリレンマ 曖昧な感情衝動 時期尚早の 愛 ひとつ 教えてよ 1足す1が2で在れる様に 明日を生きて明日をなぞって 何時か何時かは終わりを迎えて 忘れられる世界 生まれた意味を外連に求めて 鏡は無碍に花弁を纏って 凍てつく心 溢れて溢れて 疎ら斑ら世界 寄る辺無く避けていた独りの夜に 蠢いて消えない痛みと苦しみ 脳裏を巡り巡る錘と願い 出口を探しても逃げ出せずに 相対な 情状酌量 意気揚々と ありきたり それだけの 誰も 誰も 誰も 悪くないと 気付く事無く 嘆いた 遥か 遥か 遥か 空の彼方 呑気に笑えたネクロ 息を 息を 息を 深く吸えば 痛む事無く 乾いた 生きて 生きて 生きて 生きていれば 何時かは笑えるのだろう 1足す1が2で在れる様に 諦め生きて光を辿って 何時も 何時もの終わりを迎えて 忘れられる世界 重ねた日々を夢幻に喩えて 鏡は既に破片を散らして 凍てつく華は次第に枝垂れて 疎ら斑ら世界 忘れられた世界