咲き始めが遅れてる どこかでうぐいす鳴いてる バカには何を言ったって無駄だ お前はなんなんだよ 見せびらかすな、ぼろっちい車 窓から大きく手を振ってくれるな 人の話は薬にならない 好きなように歩いてみなよ 通りの隙間から風が吹き込む 今のところいつもその繰り返しだ あいつらによく言っといてくれよ 雨の匂いが地面から立ちのぼる あっちこっちに お花が咲く頃 あったかい布団で寝る為なんだろう たまには頭をひねってみてよ 今はただ 言っていたいだけ お前が決めたなら 手放しなよ、ぼろっちい車 見慣れた笑顔の線が薄くなった 枯れ木によじ登って何が 欲しいんだよ 怪我するから降りてきなよ お互い随分歳をとったし 余計なこと考えるようになったな うまいようにいかないことなら 慣れっこだろ そんな顔するなよ バカが取り柄の お前の背中も 小さくなることもあるんだな あいつがよく言っていた夢を 雨の匂いの夜は思い出している あっちこっちで お花が散る頃 あったかい布団で寝る僕たちは たまには風に吹かれても良い 今はまだ あわす顔がないね
