解けた靴の紐の 結びを直す夜着 惚けた光の稼 途絶えたはず 星の閃き 歩けど走れど 穏やかな日々と 慣れていた真昼の凪 浅き夢を見し 日暮れた向こう側 気まぐれ瞬く あの日の星 忘れたいよ億えたいよ 光る間のずっと 溢れたって無くしたって 先を照らすもの 時が経って時が去って 追いかける魔の「ずっと」 壊したって隠したって 絶えず分かつもの 暗闇の中 生きる 光の数かぞえた 1,10,100,10000 正しく名を幾つ呼べるか 優れす劣らず 何とも比べず 安らかに出会えたら 足元を照らす あの灯りのことも 銀河の一部と 許せるのだろう 万が一 億が一 特別光る葛藤 混ぜてたって流れたって 見つけ出せるもの 雲がかって霧がかって 見失っていたってちゃんと 爆ぜていたって欠片だってきっと 見つけてしまう いつかは終わるようにと願う 夜空を眺めて探すシリウス いつかは消えるようにと願う まだ消えない傷を眺めて 夜になって朝になって 繰り返していく本当 目を瞑って避けていたって。 溶けず絶えぬもの ララリララ ララルララ 鼻歌っても辛いゃ 比喩になっても おとぎ話にならない 忘れたいよ憶えたいよ 光る間のすっと 溢れたって無くしたって 先を照らすもの 時が経って時が去って 追いかける 魔の「ずっと」 壊したって隠したって 絶えず分かつもの 離れたってここにあって 光続くもの 解けた靴の紐の 結びを照らす煌めき