遠心分離機 ぶちまけられた立体とフラムに、 競うように飛び散るフレーズに それぞれの弾道 濃いブルーが力をなくし 一帯をビロードに インクが空間に流れだす 超弩級ミュルミドネスを抜けていく 過呼吸、誰にでも奇妙な想像力 銀幕をそれと気付けないほどに ハイになるまでまだまだトレース 酸素濃度が音をたて エアロック・ドアを背に 上昇を続けたあと 燃え尽きるコロニー 一面が光って爆ぜる頃に、 磁気が狂っては整う 脳がふわり、瞬間・着地する日々 おかしくなりそうな 超弩級ミュルミドネスを抜けていく 過呼吸、誰にでも奇妙な想像を呼ぶ カラフルな海と混ざり浮かぶ、 誰にでも奇妙な想像は超弩級