苛まれた夏が それぞれに分かれ 従兄妹に生まれ 兄妹に生まれ 目線を交わす食卓の中 互いの不幸 抑圧の詩 恨め血の繋がりを 真摯に探り合う 2人の距離を 空白が笑う 今なら親も親戚もいない 部屋に水打ちアスファルトが燃える 仏壇の前でセックスをする ほらご先祖様が見ているぜ 君たちの行為を見ているんじゃない お前の自我を見ているのさ 見ているのさ 向き合った形 どちらを見てる 互いの中に 自分がいない 互いの視線の中に 自分だけの幸せを 見ている目玉がある それが血の文脈 一瞬の話じゃない 歴史の中で生まれた 相互の物語 存在のための付加価値 新しい後悔と 新しい期待の 始まり高鳴り それが人食い ご先祖様が見てる この世が君を見てる 今はどちらを見てる
