咲いたはずなのに すぐに枯れてしまったり 結んだはずなのにほどけたり 足跡なんてなかったみたいに 振り出しに戻ってしまう 理想を盾にして 色んなものをなくしてきた 薄暗いトンネルで彷徨って つまづいて傷を増やすだけの 自分が嫌いなんだ "考えすぎだよ"って 君が無邪気に笑うから 白と黒で濁った心も 溶け出して 透き通ってくんだ 君が好きだというそれだけで どうしてこんなに 世界が色づくんだろう 何にもない僕だけど まっすぐ目を見て 伝えたいことがあるんだ まだ君の答えはなくても 気づけば周りに僕は取り残されて 誰かをあてにしてばかりなんだ 自分を守るためのプライドなんて もう少しもいらないのに 難しく考えても 時間は僕らを運んでいく 明日がドアを叩くその音は 君の心にも届いていますか 君が好きだというそれだけで どうしてこんなに 世界が色づくんだろう いびつで綺麗じゃないけど 君にとって特別になればいいな 君が好きだというそれだけで 何回だって世界は色づくんだ 手探りで見つかるものじゃない 同じ景色に一つだけ見つけたいんだ まだ僕らに答えはなくても