あんたいなくなったら 誰と煙草を吸って 苦い好きでもない珈琲啜るの こぼれ落ちた涙 滲む瞳の海の中でゆらゆら泳ぐ じゃあもう行こうか 時々あんたはひとりぼっち 時々わたしもひとりぼっち 軽やかな風の中笑う姿はもう 心の中の怪物 時々あんたと2人ぼっち 時々わたしは満たされてる 緩やかに時は過ぎ季節は一回り 終電のベルが鳴る わたしが吸った5mgのタバコ お気に入りのジッポで 火をつけて 溺れるように弾けるように あんたからわたしが消えた あんたいなくなったら 誰と煙草を吸って 苦い好きでもない珈琲啜るの こぼれ落ちた涙 滲む瞳の海の中でゆらゆら泳ぐ じゃあもう行こうか うすら寒い慰めはやめてよ 思い出は美しく刻んでいくの 噛み付くようにしがみついて 無様でいい 耐えられない あんたいなくなったら 誰と煙草を吸って 苦い好きでもない珈琲啜るの こぼれ落ちた涙 滲む瞳の海の中でゆらゆら泳ぐ あんたいなくなってさ 歩きやすいこの道 けれどどうしてか 上手く歩けないの 苦い珈琲と 甘いあんたの優しさが 忘れられない 煙の街