朝、夢から覚めたら 横に君がいて くだらないことを話す幸せ ただ何気ないことが こんなにも儚く 美しいものだと思えた 相変わらず季節の境目はぼやけてて まるで今の僕たちみたいだね 何もせずとも君の心が分かる そんな風になれたならよかったのに すれ違って意地を張ってしまったな 擦れるたび悪い熱を帯びてく それ以上噛み合うはずもなく ただ笑って支え合っていれたら 他に何もいらないはずなのに 求め合うほど熱を帯びてしまう あれは摩擦 君と僕の摩擦だったようだ 勢いに任せて タイミングを合わせて 思考回路を2人で止める度 凹凸のない優しさが空を切った 心二つ、あっという間に傷だらけ 悔しくて意地を張ってしまったな 擦れるたび悪い熱を帯びてく これ以上分かり合えるはずもなく すれ違って手を離してしまったけど どうせならば忘れないでいて欲しい これからは一人で生きていくよ あれは摩擦 あれはきっと摩擦 君と僕の摩擦 だったようだ 朝、夢から覚めたら 横に君がいて くだらないことを話す そんな幸せ