短い言葉を待っていた 誰もいない国道に響いた 垢抜けないスニーカー踵つぶし 行こうぜ 行こうぜ 涙のワケは 哀しみの行方は あの空の見えない彼方に舞う 声を枯らしては 病こじらせては 足りないまま 風を追いかけていく ねぇ覚えてる? ただもう僕にはそれだけだ 君がいないと醒める夢を見てる ああ この退屈を愛で眩ましてよ 眠たい頭で考えた 神様には言えないことばっか 色褪せないポラロイド 想い手放し 泣こうぜ 笑おうぜ 明日は来るわ 哀しみは癒えるわ あの空の漂う雲間に問う 息を切らしては 弱音を溢しては もう少しだけ 心は奏でる ねぇ聴こえてる? ただの夜空の慰めが 「どこまでも行ける」 そう焚き付ける ああ この退屈を愛で眩ましてよ 風を追いかけていく ねぇ覚えてる? ただもう僕にはそれだけだ 君がいないと醒める夢を見てる ああ この退屈を愛で眩ましてよ