僕は好きないつもの缶チューハイ 色違いのグラスに注ぐ 君はお気に入りのいつものサワー 一口もらったほんのり甘い味 くるくる回り続ける日々よ 湧いては浮かぶあの日々よ あの日君は笑っていた 初めて来た街で 僕の横で笑っていた ただ幸せそうに すれ違う日々に気も留めず グラスは倒れ弾けた白い泡 缶の口がほのかに香る 慣れてきたようだほんのり苦い味 くるくる回り続ける日々よ 弾けては消えたあの日々よ あの日君はこの部屋を 振り返らず出て行った 涙拭う背中 ただ見送っただけ 今日君は笑ってた 2人で来たこの街で 誰かの横で笑っていた ただ幸せにそうに