コーヒーの湯気に滲んだ窓 街はまだ夢の続きを見てる 言いかけた言葉はポケットで 体温だけ覚えたまま 高架線を走る光が 昨日を細く切り分けて 置いてきた迷いさえ 次の景色の伏線になる 追いつけない憧れほど 胸の奥でリズムを刻む あと一歩だけ踏み出せば 未来は名前を呼ぶから 何万回でも朝日は昇って 僕らの影を追い越していく 遠回りした時間さえ 輝きに変わる瞬間を知った 不完全な今日だから 描ける色があるんだろう 胸の鼓動をコンパスにして まだ見ぬ世界へ向かおう 夕暮れ色のショーウィンドウ 映る笑顔は少し大人で 叶わなかった約束まで 優しい風にほどけていく 人波のノイズの中 確かに聞こえたメロディ 誰かの正解じゃなく 僕だけのテンポで歩こう こぼれ落ちた夢の欠片も 夜空では星になれるから 迷いも全部抱きしめて 次のページをめくるんだ 何万回でも季節は巡って 新しい景色を連れてくる 昨日までの涙さえ 未来を照らすプリズムになる まだ小さな希望でも 世界はちゃんと応えてくれる この心が鳴り続けるなら 物語は終わらない 雨上がりの交差点で 光は静かに踊り出す ありふれた一瞬こそ 奇跡に名前をつける場所 何万回でも明日を選んで 僕らは僕らを更新していく 失ったものよりずっと 手にした光がここにある 振り返ればすべてが 未来へ続くプロローグだった 笑いながら歩いていこう まだ知らない空の向こうへ 夜が明けるそのたびに 心は少し自由になれる 新しい風をまとって 今日というページをめくろう
