それは 月と太陽が 重なるほどの 偶然で 現在が 過去に変わる 隙間ぐらいの 瞬間 たどり着けないものと 逃れられないものが すれ違う 光の中 ひとつになる ライオンが狙った 獲物のように 君の瞳に捕らわれたまま 動けないよ 願い事もできないほどの スピードで 君の瞳に近付いたなら きっと燃え尽きてしまう このドキドキの理由は そんな場所にある ずっと 立ち込めてた雲が 吹き飛んで 行った 混んだ 急行の朝も 好きになれる 気がしてきたよ 記憶のフィルムに ただ気持ちを写せば 頼りない この胸は 焼き付きそう 初めて覗いた 夜空のように 君を瞳が離さないから まぶたが熱い なんとなく繰り返すだけの 毎日 君を瞳で感じるだけで こんなにも世界は変わる まなざしが連れてきた 出逢いの奇跡 動き出した電車に ただ言葉もなくして すれ違う 光の中 ふたつになっても ライオンが狙った 獲物のように 君の瞳に捕らわれたまま 動けないよ 願い事もできないほどの スピードで 君の瞳に近付いたなら きっと燃え尽きてしまう このドキドキの理由は きっとそんな場所にある まなざしが連れてきた ある朝の 出逢いの奇跡