~♪~ もしも も一度 逢えるならば 父ちゃんに やっぱり 逢いたい あの日のでっかい背中にしがみつき おもいっきり 甘えて みたい 幼い俺を父ちゃんはバイクに乗せて 宮ヶ浜に いつも連れてってくれた 浜の西に沈む夕陽が赤く揺れていて 海よりも 限りなく 優しかった 俺の父ちゃん... ただ生きていてくれるだけで 本当は 本当は よかった 俺の父ちゃん... 最後の最後まで 俺の名を 呼んで くれたよね 俺は今 国道3号線を とばし 東シナ海を左に見て山並ハイウェイ 米野津川を渡り 記憶をたどれば 出水 高尾野の原野に雪が降る 父ちゃん綺麗だなあ 1万5000羽の鶴の群れたちが シベリアから飛んできたよ 父ちゃん綺麗だなあ 雪降る空から今天使のように 一勢に舞い降りているよ La La La La La...... ~♪~ もしも も一度 逢えるならば 父ちゃんに やっぱり 逢いたい 澄みわたる 冷たい 風の中で おもいきり あたためて欲しい さらに 高尾野の原野に 降り積もる しんしんと しんしんと 雪が降る 白銀の空から 舞い降りて来る鶴よ お前の 命の 叫びが うれしい! 俺の父ちゃん... ただ生きていてくれるだけで 本当は 本当は よかった 俺の父ちゃん... 最後の最後まで 俺の名を 呼んで くれたよね 大切な人と もう二度と会えなくなったけど これ以上もう泣くのは止めちまおう この世で一番俺を愛してくれたから ずっとずっと 俺の心に住みついているから 父ちゃん綺麗だなあ 1万5000羽の鶴の群れたちが シベリアから飛んできたよ 父ちゃん綺麗だなあ 雪降る空から今天使のように 一勢に舞い降りているよ La La La La La...... ~♪~