切ない九月の 雨の日は いまでも貴方を思い出す お互いに 意地をはって 喧嘩ばかりしていた 優しい気持ちになれずに だけど 季節が過ぎても こんな日は あふれる涙が 止まらない いつからか傍にいても 誰か知らない人と 話しているみたいだった なのに 今夜雨が降ってるから 貴方に会いたいの 理由なんてないの 遠くに霞んだ 秋の空 ぼんやり眺めて気づいたの 近すぎて 見えなかった そうね二人は似てる だから魅かれ合ったのね たぶん あの日 何も言わないのに 最後の日曜日 ずっと一緒だった 愛しいと思えるのは きっと素敵なことね 優しい気持ちになれるわ だけど 今夜 雨が降ってるから 貴方に会いたいの 理由なんてないの 切ない九月は いつだって 優しい涙が 止まらない